店舗デザインで重要な「A」

「QSC」という言葉を聞いた事がある方も多いと思います。しかし、近年は顧客満足度向上の為、QSCにとって変わるほどの新しい考え方が生まれています。こちらではその中から店舗デザインとも関係が深い「A」についてご紹介します。

「A」とは

「A」はアトモスフィア(Atmosphere)の略で、「大気、空気、環境、雰囲気、ムード」を意味する英語です。これまでの店舗経営では、Q(質)・S(サービス)・C(清潔さ)を向上させる事で顧客満足度は向上すると考えられてきました。しかし、飲食店を例に取ると私たちは家族と行くお店、恋人・夫・妻と行くお店、友人と行くお店を、お店の持つ雰囲気やムードで使い分けている事が多いと思います。つまり、店舗をどのようなデザインにするか考える事は、どのようなお客様に利用してほしいかを考える事でもあります。

演出を構成する要素

店舗デザインにおいて「A」を構成する要素にはどのようなものがあるのでしょうか?全体的な雰囲気はコンセプトによっても変わりますが、コンセプトに沿った演出をするためには外装・内装、インテリア、照明や明るさ、外看板など様々な要素があります。これらの要素をコンセプトにマッチしたものにするために、色や形や素材、記載されている文字の書体など、デザインの方法も数多くあります。例えば、和風モダンスタイルの雰囲気を持ったお店作りで使用する照明には、ガラス素材のシャンデリアよりも和紙を用いた行灯風のインテリア照明を選ぶなど、1つ1つの要素に対するこだわりによって、デザインによる演出は作り上げられていきます。

店舗はエンターテインメント

こうした雰囲気を創り出す店舗デザインをする目的は、来て頂くお客様に提供する商品やサービスによるメリット以上の価値を感じて頂き、楽しい時間を過ごして頂く事で「また来たい!」と思える店舗にするためです。カフェや美容室といった業種の違いに関わらず、店舗デザインによる雰囲気づくりは、お店にエンターテインメント性を持たせるブランディング手法の1つです。シナジーデザインカンパニーは数多くの店舗デザインの実績がありますので、ぜひご相談下さい。

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